フランス家庭料理レシピ # リュバーブのタルト

こんにちは ! 

LoA現地バイヤーのYASUKOです。 
  
私の住んでいるイル ド フランス地方は2、3週間近く晴天が続き気温も30度に達し、夏、到来です☀️
フランスは1年の中で最も気持ちの良い楽しい時期ですね!
日差しは強いけれど湿度がなく日陰に入るとひんやりで夜は10時過ぎまで明るく、フランス人がテラスで食事やカフェをしているシーンなどがよくありますが、まさにそれに適した季節なのです。
アペロに始まりメイン料理、デザートで締めくくりです。
日々の食事でもデザートは、たとえヨーグルト1つでも必ずと言って良いほど出てきます。
フランス料理には基本的に砂糖を殆ど使わないので食事の最後にデザートを頂く習慣があり、食文化が多様化した現在でもデザートは必需品です!
フランス人家庭でよく出てくるデザートの1つがタルト。
スーパーにはパートブリゼやパートフュイテなど沢山の種類のタルト生地が豊富に売られていているのでフランス人家庭ではそれを使って簡単にタルトを作ります。
ちなみに義母はタルトを作る時も全て目分量😆
卵の数くらいは決まっているようですが後は適当。それでも美味しいタルトが出来上がるんです。
気を張らずに気軽に作りたいものですね。
  
今日は旬のリュバーブを使ったタルトをご紹介したいと思います。
リュバーブは緑色や赤紫色の太い茎に大きな葉っぱのある、フキを太く大きくしたような野菜ですがデザートとして使われることがほとんどです。
味は酸味が強く、茎の部分を使います。
フランスではスーパーの果物コーナーに売られていて、それをタルトにしたりコンポートやジャムにしたりします。 
 
今回のタルトは我が家で大好評のラズベリーやブルーベリーも一緒に入ったリュバーブのタルトです。作りたても美味しいですが、冷蔵庫でしっかりと冷えたタルトも味が馴染んで美味しいですよ。
甘酸っぱくてとっても美味しいリュバーブのタルトぜひ作ってみてください! 
 
 
それでは作って行きましょう 
  
タルト型 25cm1台分 
  
パートシュクレ
(今回はフードプロセッサーを使って手作りますが市販のタルト生地やパイ生地を使っても👍)
• 小麦粉  240g
• アーモンドプードル 30g
• 粉砂糖 70g
• 塩1つまみ
• 無塩バター 120g
• 卵 1つ 
  
小麦粉から塩までの材料をフードプロセッサーにいれ軽く混ぜて小さめの角切りに切ったバターを入れて混ぜ合わせます。
さらさらの状態になったら溶き卵を入れてひと塊になるまで混ぜ合わせます。
生地を取り出しラップで包んで冷蔵庫で最低2、3時間休ませます。
3mmくらいの厚さに伸ばして型に敷き詰め冷蔵庫でもう一度休ませておきます。 
  
       
• リュバーブ 300~400g位
• ラズベリー、ブルーベリー(冷凍使ってます)200~300g位
  (リュバーブ、ラズベリー等はお好みの配分で!) 
  
リュバーブは1,5cmくらいの長さに切ってグラニュー糖大さじ2くらいを混ぜておきます
  
  
クランブル
• アーモンドプードル 30g
• 小麦粉 30g
• ブラウンシュガー 30g
• 無塩バター 30g(小さめに切る ) 
  
全ての材料を手でバターが全体に行き渡るように混ぜ込みボロボロな状態になったら冷蔵庫に入れて置きます
  
  
アパレイユ生地
• 卵 1つ
• アーモンドプードル 60g
• 生クリーム (crème épaisse) 200g
• 砂糖 80g 
  
全材料を混ぜてアパレイユ生地を作ります
  
  
仕上げ 
• タルト生地に水気を切ったリュバーブを入れ、ラズベリーやブルーベリーを隙間を埋めるように詰めます 
• アパレイユ生地を流し入れ(型の大きさやフルーツの詰め具合で少し残ることもあります) クランブルを全体に散らします
残った生地を使って縁をデコレーション
  
・180度で40分焼いて出来上がり♪
温かいうちはバニラアイスを添えても美味しいですよ☺️